この度は、第一印象の重要性についてお話をしていきます。
第一印象とは
初めて人と会ったときに抱く印象や雰囲気です。実は、第一印象がその後の人間関係の形成にも深く関わっていきます。
心理学では
ポーランドの心理学者ソロモン・アッシュが提唱した「初頭効果」と呼ばれ、第一印象がその後のその人の評価や雰囲気、好意を決める重大な要素であると分かっています。
そして、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したのは「メラビアンの法則」です。
「第一印象は人が出会ってから数秒で決まる」ことに加えて、初対面の人と接した場面において、言語、視覚、聴覚の どの要素を優先して判断しているかを調べました。その結果「視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%」となり、視覚(外見、態度、声の調子、身振り手振りといった外見的要素)が第一印象を決める最重要な要素であると分かったのです。
それでは、第一印象で重要なのは?
身だしなみ
清潔感が大事です。初対面の相手と会う前に、口臭のケア、衣服の汚れや髪型の乱れはないかなど、トイレの鏡で全身チェックするといいです。
挨拶
待ち合わせ場所には相手よりも先に着いておきます。相手に会ったら、まず相手より先に挨拶は必ずしましょう。
表情
目と目を合わせるアイコンタクトも、第一印象を良くします。そして、笑顔でポジティブな印象をつけましょう。
姿勢
だらしがないと思われるのは身だしなみだけではありません。腕や足を組んだりせず、背筋は伸ばし構えすぎないように柔らかい物腰がいいです。
話し方
目を見て話し、落ち着いたトーンを意識します。もし相手がテンション高い場合はトーンもなるべく、相手に合わせた方がいいと思います。
気を配る
適度に親切さや気を配る行動を交えると、いい印象がプラスされます。終わりの挨拶も「今日は、ありがとうございました」と必ずしましょう。
まとめ
第一印象を制する人は出会いのチャンスを手にするので、今後の円滑な人間関係も築きやすくなります。まずはじめの重要ポイントとして理解し、はじめにいい印象を付けるようにしていきましょう。